
IELTS リスニングの復習方法
リスニング力を高めるためには、以前のブログ【英語が聞き取れる・リスニング力が上がる英語耳を作るための対策】でも解説しました通り、ディクテーション、リテンションの練習、ボキャブラリーの強化、発音のチェック等、様々な対策を必要とし、復習を欠かさない事が極めて重要です。
リスニングの教材には必ず音声に対するスクリプトがついているので、どこからその解答が導かれているのか確認することができます。
リスニング力を強化するためには、精聴、多聴を繰りかえすことが最も効果的であり、その中でも精聴、つまり、しっかりと聞くことは自分の弱点を見極める上でも、リスニング力を上げるためにもとても大事なステップになります。
目次 | |
1. | REVIEW 1 - REVIEW3 |
2. | 問題点と対策 |
3. | REVIEW4 - REVIEW8 |
4. | おすすめリスニング教材 |
5. | まとめ |
REIVEW 1
まず、本番の試験を想定し、途中で音声を止める事なくリスニングの問題を聞き設問を解いていきます。
一度問題を解き終えても答えは見ず、再度同じ問題を聞き設問を解きましょう。その際に一回目の解答と繰り返し聞いた後の解答は分けておくとよいでしょう。
REIVEW 2
解答合わせをして一回目と2回目のスコアの差を知りましょう。何回か聞いて正解できる問題はただ単にリスニング力が不足しているだけです。それでも間違ってしまった所は、なぜなのか原因を突き止めましょう。
REIVEW 3
スクリプトを目で追いながら音声を聞いていき、意味が理解できるか確認してください。スクリプトを見ても意味が解らなければ、構文や文法の知識が乏しいと考えられるため文法を強化する必要があります。
長文になると見失うのは文法の知識が不十分だからです。
正しい発音で覚えているか、文をかたまりで理解するように一つの単語に囚われず、主語、動詞、目的語、この3つの主要素は必ず理解しておきましょう。
そして、なぜ聞き取ることができないのか、理由を分析し弱点を克服できる勉強法を取り入れましょう。
✔ 語彙力不足の方は、語彙力の強化が必要
✔ 聞き取れない方は、正しい発音を覚える
✔ 文をかたまりで理解できない方は、文法の知識を増やす
✔ スペルミスをなくしたい方は、単語をしっかりと書いて覚える
✔ 先読みができない方は、リーディング力を強化する対策を行う
REIVEW 4
スクリプトを見ながら音声を聞き、内容を理解した後、知らない単語や表現はできるだけ覚えるように努力しましょう。
一方で、専門用語など無理して覚える必要はありませんが、穴埋めや解答で問われるようであれば暗記する必要があります。
それ以外でも知らない単語があればその都度覚える努力をし語彙力と表現力を身に付けましょう。
REIVEW 5
スクリプトを見ながら音声を聞き、内容や知らない単語等確認が終わったら、今度はスクリプトを見ず音声だけで理解できるか試してみましょう。一度理解した文章と内容であれば、音声を再度聞いたときに知らない単語や表現はなく、内容が理解できるはずです。
REIVEW 6
同じリスニング教材を再度、本番と同じ形式で解いてみます。設問形式も内容も既にある程度知識があるのでほぼ正解の状態になっていることが理想です。
REIVEW 7
再度やり直した問題でも解答に誤りがある場合、なぜ間違えたのか再度分析し適切な対策を取りましょう。
REIVEW 8
このように1つの問題を期間をあけながら、解きなおし全問正解になるまで繰り返し続けましょう。
復習することでリスニング力は改善されます。
🔁
リスニング力を強化するためには復習がとても大事です。
自分の弱点となる原因を把握し、その原因に合った対策を徹底し正答率を上げていきましょう。
IELTSのリスニングではイギリスやオーストラリア、ニュージーランドの英語が使われています。
これらのアクセントに弱い方は、ブリティッシュの音声を収録した教材を使用し発音に慣れる必要があります。
ブリティッシュ アクセントを収録したおすすめリスニング教材
イギリス英語を聞く THE RED BOOK(CD付) 【中上級者用】

Collins English for IELTS 【初級者用】

まとめ
IELTSリスニング向上には復習は欠かせません。まずは、自分のリスニング力に足りないものを把握しましょう。
そして、その原因に沿った対策を取りながら、何度も同じ問題を繰り返し、全問正解になるまで続けましょう。
イギリス英語に弱い方は、リスニング教材を購入してイギリス英語に慣れておくとよいでしょう。
リスニング強化対策を取り入れたIELTS対策なら