IELTS スピーキング

IELTSのスピーキングテストは、従来から1対1の面接形式で、 直接対面式のテストが行われています。 最近ではCovid対策のため、コンピューター形式IELTSの導入とともにVideo-Call- Speaking(VCS)システムを利用してスピーキング試験を実施している会場もあります。しかしながら、ビデオコール・スピーキング...

IELTSのスピーキングはコンピューター形式でもペーパー形式でも試験官と1対1の面接形式で行われます。 嬉しいことに、皆の前で話す必要はなく、個室に入って行われます。基本的にはその時のスピーキング試験官が、あなたのスピーキングのスコアをその場で決めます。試験官はレコーディングをしていますが、そのレコーディングは試験官を監視するものでもあり、再採点の場合などの必要がない限りは録音を聞き直すことはしないと言われています。 受験者一人あたりの所要時間は12~15分。スピーキングの面接は非常に短いです。 こんな短い面接の間に、スピーキングの能力を試験官はどのように採点するか解析していきます。

IELTSスピーキングで、試験官の質問の意味がわからなかったり、理解していても、何と答えたらいいのか分からないことはよくある事かと思います。 その時は、聞き返してはいけない!という意識が働いてしまい、分かったつもりで何とか答えてみようとするものです。 しかし、「分かったつもりで答えること」は一番やってはいけないことです。 なぜなら、答えた内容が全然回答になっていなかったら減点になるからです。即答する必要性はなく、「あのー」「えーっと」「うーん」などのつなぎ言葉をフィラーといいますが、それらをうまく使い回答に困ったときは活用してみましょう。

IELTSイディオム
IELTSのスピーキングで高得点(7.0以上)を取りたい方はイディオムを暗記し使えるようになりましょう。 しかし、注意しなければならないのが、あくまでもイディオムは口語的表現ですので、文語表現が求められるIELTSのライティングには向きません。したがって、使用することのないように気をつけましょう。

ielts問題プール
問題プールとは、あらかじめストックした問題をそのまま、もしくは修正して繰り返し出題する問題パターンのことです。 IELTSのスピーキングでも問題プールというものがあり、3か月ごとに更新されています。 IELTSのスピーキングの問題プールは年に3回更新され、1~4月、5~8月、9~12月のそれぞれの期間で同じ問題が使われるため、同じ期間で何度も本試験を受けると、見たことがある問題に出会うこともあります。 質問等を予め入手し、解答となるアイデアを持っておくこともできますが、多くの場合、どうしても隅々念入りに解答を覚えてしまい、覚えたフレーズであることが試験官にばれると、メカニカルスピーキング(ブログ記事参照)と判断されてしまい、点数は5.5以下となります。

IELTSスピーキングの流れを詳しく解説
IELTSスピーキングは、試験官と1対1の対面で行われる面接形式です.。 IELTSの試験に限らず面接は誰もが緊張するものですが、目標の点数を獲得するためには、まず全体の流れを理解しておくことが大切です。 途中で頭が真っ白になり思考が停止してしまった場合でも、次にすべきことを理解していれば、態勢を立て直すこともできます。 そして、全体の流れを知っておくことで、試験本番では緊張することもなく面接をスムーズに進めることもできます。 不安を解消して面接に挑むためにも、IELTSスピーキングの流れは予め把握しておくとよいでしょう。

IELTSスピーキングネタに困ったとき、思いつかない時の対処法
日本語でもなんと答えていいか分からない問題がIELTSのスピーキングではよく出題されます。IELTSのスピーキングでは、パート1で質問されるような日常的な話題からコミュニケーション能力を測られます。何気ない質問からどれくらい会話を弾ませられるかという側面で、コミュニケーション能力を測ろうとしているのです。「特にありません」と回答してしまったり、「読書です」と短いセンテンスで回答を終わらせてしまうと会話が弾みにくいため、コミュニケーション能力に欠けると評価される可能性があり、点数にはつながりません。そのため、質問には何か答えることが求められます。 IELTSのスピーキングでは、ある3つのポイントを特に意識すると、会話のネタに困ることが少なくなります。

IELTSのスピーキングは3つのパートに分かれており、ここではIELTSスピーキングパート3に焦点を当ててお話します。 パート3は試験官とのディスカッション。ライティングの課題のように一般知識を問われる問題が多く取り上げられます。 答えが即時に思いつかない人もたくさんいるでしょう。IELTSではとにかく予想外な質問が出題されるので、解答に詰まってしまった経験はありませんか。 インタービューは対面式で行われるので、誰でも緊張するものです。話すネタが思いつかず取り乱してしまい、自分でも何を言っているのかわからなくなったり、そもそも頭が真っ白になり話すネタが思い浮かばなくなったりすることはよく起こります。

IELTSのスピーキングは3つのパートに分かれており、パート2では課題に対して2分間のスピーチを行います。自分の経験や過去のエピソードについて話す話題が多く、通常では日常的な内容について取り上げられます。1分間考える時間を設けられますが、それ以上の時間は与えられませんのでご注意ください。 トピックカードを受け取ったら、試験官がストップウォッチで時間を計り始めます。同時にメモと鉛筆も渡されますので自分の言いたいことをまず、思いついた順に箇条書きにしましょう。メモは日本語で取っても英語で取ってもどちらでも構いません。

IELTS スピーキング例題
IELTS特有のスピーキング問題は普通の英会話とは違います。IELTSに特化した例題に対する答えがすぐに出てくるようにアウトプットの練習に励みましょう。答えは暗記するのではなく、練習時には、言い方をその都度変えてみるのも応用力、言い換え表現を養う練習になります。

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