海外で医者として働く!必要なIELTSスコア

海外で医者として働く!必要なスコアIELTS7.0以上【全セクション】

 

医師の方たちは最先端の医療技術に触れて学びたいと思うのは当然のこと。海外で活躍するためにはどうしたらよいのか。論文を書いたり、自分の研究分野でのカンファレンスなどに出席したり、英語を使う機会が多い医師ですが、実際に海外で働くためにはIELTSやTOEFLなどの英語資格が必要です。

 

一般的に、IELTSでは7.0、TOEFLであれば100点を基準としているところがほとんど。研究留学や短期研修の場合は英語資格は不要な場合が多く、カナダでも研究院として働く場合は英語力は問われません。それ以外の長期もしくは医者として移民を目指す場合は、その国の医療機関に認められなければなりません。日本の医師免許が認定され、医師として働くことが認められる必要があります。

 

 

 ★カナダの場合

 

日本の医師の方は皆、International Medical Graduate (IMG) とみなされます。Medical residency として永住権を申請する方法が日本の医師免許が活かせる方法です。学校に戻る必要がないので最短とも言えます。しかし医師として働くには、様々なテストや資格やインタビューに合格していく必要があります。テスト代金も高くMCCQE(医療テスト)パート1のテストはだいたい1,105.00 CAD〈約11万円〉. the NAC PARは2,470.00 CAD(約24万円)となります。カナダは、州によって必要な英語の資格条件が異なりますが、だいたいはIELTS7.0以上が要求され、最初の鬼門となります。それに合格したらMedical College Admission Test (MCAT)と前述の2つのテストに合格する必要があります。そしてそれからインタビュー、トレーニングプールといってマッチした州での専門トレーニングとなります。自分の分野にもよりますがトレーニングを終了するのが2,3年から6年かかると言われています。

 

 ★オーストラリアの場合

 

オーストラリアで医師として働きたい場合も国の医療機関に許可されなければなりません。IMG生のためにいろいろな pathways があると言われておりますが、専門医の有無でまず道が分かれます。専門医資格を持たないIMG生は standard pathway を経て general registration

を目指す道となります。オーストラリアの筆記試験と臨床試験にパスする必要があります。

専門医の資格をお持ちの医師は specialist pathway を経てgeneral registration を目指します。

短期的(2年)に働きたい場合は、limited registrationで、Job offer があれば登録を済ませるのみとなり、移民を視野に入れていないことになります。

 

長期もしくは移民を目指す人は、一般的に、Standard Pathway で General Register をとって Specialist を目指す人が多いのが現状です。

 

 

 

まずはどの道、IELTSなどの英語資格をクリア!

 

 

 

いずれにせよ、医療資格のテストや現地での対応のために、早めに英語資格を先にとっておく必要があるのが医師。IELTSのテストであれば2年間の有効期限で全てのセクションで7.0を獲得する必要があるところがほとんどです。ライティングで7.0を取るのが最も難関と言えるでしょう。しかし、しっかりとした準備期間を設け、着実に点数をあげていくことは可能です。

 

国によって多少異なりますが、医師として働く場合の英語資格は

  • IELTS overall 7.0【全てのセクションで7.0以上】
  • TOEFL iBT 93から100点以上 【最低点はリスニングとリーディングで 24 以上、ライティング27点以上、スピーキングが23点以上】(オーストラリアの場合)
  • PTEアカデミック 65点以上【全てのセクションで65点以上】(オーストラリアの場合)

どのテストも高得点のスコアをクリアするためには対策が必要となります。

 

IELTSとTOEFLのスコアを比べた場合、TOEFLの方がやさしいと思う方もいるでしょう。どちらが得点を取りやすいかは、その方の苦手としているセクションによります。例えばTOEFLで「スピーキング23点」を取るのがすごく難しい方もいます。ライティングが苦手な方はTOEFLの方が点数が取りやすいと言えます。

 

いずれにせよ、最初はどちらも選択肢に入れて、英語の基礎対策を取り、実際に受けた点数からどちらが近道か決めて対策を取ることが賢明と言えるでしょう。

 

どの道、英語資格をとっておけば、その後の医療資格テストの勉強も楽になることから、英語資格であるIELTSもしくはTOEFLを先にクリアしておくことが先決となります。

 

 

 

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