IELTSを自宅で受験!IELTS Indicatorについて

IELTS Indicator (アイエルツ インディケーター)とは?

IELTS Indicatorの概要
  • 進学を目的としたスコア取得のためのサービス
  • General Training(ジェネラルモジュール)は対応していない
  • 一部の大学や教育機関に提出可能
  • 自宅で受験可能
  • 7日で結果が出る
  • 価格は実地で受けるテストよりも安く、149 USD (5月14日のレートで約16,000円)

2019年12月31日に感染が公に報告されてから、全世界に感染が拡大している新型コロナウイルス(COVID-19)。

世界各国でIELTSの試験が延期・中止される中で、進学目的でIELTSのスコアが必要な方々を対象に、自宅でIELTSの試験を受けられるサービスの提供が開始されました。

週に1度の実施で、これまでのテスト同様、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能全てをカバーできます。

また、IELTS Indicatorで取得したスコアは、公式スコアとして大学や教育機関に提出可能です。

ただし、受け入れられている機関は限られているので、ご自身の希望進学先がIELTS Indicatorのスコアを受け入れているかどうか、受験前に確認しましょう。

教育機関によっては、実地での試験が再開したあとに、受験し直す必要があります。
こちらも、ご自身で提出先機関に確認しておきましょう。

カナダでは、George Brown CollegeやAlgonquin College, Humber Collegeなどの主要な公立カレッジではIELTS Indicatorのスコアを提出可能です。(Humber Collegeの要件は要確認)

試験の結果は7日で確認可能、価格はIELTS Testよりも安く149 USDとなっています。
5月14日のレートで、日本円では約16,000円ほど。
支払いはクレジットカードで行います。

試験時間はこれまでのテスト同様、リスニング・リーディング・ライティングで合わせて約2時間45分。
スピーキングは分けて実施されます。

実地の試験では、休憩はないもののトイレに行くことはできますが、IELTS Indicatorでは試験を中断してあとから戻ってくることはできません。
IELTS Indicatorの受験にあたって、以下の環境が必要となります。

  • 静かな場所
  • インターネットにアクセスできるデスクトップのパソコン、またはノートパソコン(携帯電話での受験は不可)
  • ウェブカメラ
  • ヘッドフォン(リスニングテストの音質確保のため、絶対に必要ではないと思います)

また、以下のアプリのインストールが必要となります。

  • Safe Exam Browser (SEB)
  • オンライン会議アプリ Zoom

スコアを提出できる機関が限られているとはいえ、IELTSを用いた個人での留学や進学を考えている方には非常に朗報です。

ただし、あくまでもアカデミックモジュールのみの対応となり、移民や就労目的でのジェネラルモジュールではIELTS Indicatorのスコアは使用できませんので注意しましょう。

コロナウイルスの感染拡大へ対応は日々変わります。
常に最新情報を確認するようにしましょう。

Metropolitan Academy of English

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