IELTS オンライン受験
カナダ、トロントでは今年の8月から本格的に導入された『Computer-delivered IELTS』 。日本では、2019年3月27日より、コンピューターを使用してオンラインで受験する IELTS が実施されました。トロントのいつくかの試験会場では、テストが午後、午前、夕方に分かれて決まった曜日や時間に行われています。日本ではコンピュータで受けられる IELTS は今のところ、東京と大阪のみですが、試験日程が多いため予定もあわせやすいため人気があります。また試験日によっては土日も受験が可能となります。これからどんどん増えていくことでしょう。しかし、受験者が紙ベースとコンピューター ベースの選択ができるように、従来の紙ベースの IELTS が無くなっていくことはないのでご安心ください。
どちらが有利?
※試験内容、採点基準、試験時間は同じ/受験料も同じ
セクション別 相違点 |
コンピューター | 紙 ベース |
リスニング |
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リーディング |
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ライティング |
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スピーキング |
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┃コンピューター試験の流れ┃
(アカデミックモジュール・ジェネラルモジュール共通)
コンピュータテストの場合は、リスニング ➡ リーディング ➡ ライティング ➡ スピーキングの順番で行われます。ぺーバーベースとは違いますので、まごつかないようにしましょう。
ペーパーテストの流れ(日本)
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スピーキングは同日の午後に行われるか、
別日に行われることもあります
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コンピュータテストの流れ(日本・カナダ)
カナダではペーパーベースでもこちらの順番で行われます
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スピーキングは必ず同日に行われます
┃IELTS 受験結果通知┃
従来の紙ベースの IELTSでは、テスト結果は受験日から約2週間後ですが、コンピューターベース ですと、テスト結果が 2-5日後に分かります。カナダでは最近2日で試験結果が返されます。これもコンピューターベースの利点と言えます。IELTSは再試験の期間を設ける必要がないので、立て続けに受ける場合にも結果が早く出るほうが有利です。
紙ベースの方がいい!という方が未だに圧倒的に多いのは、リーディングが紙媒体という理由が多くあります。また、紙媒体に慣れているからという方も多いです。しかし、コンピューターベースの方がライティングでは圧倒的に有利。手書きではないので、編集がしやすい利点があります。タイピングが早い方であれば、余った時間を見直し時間に充てることも可能。しかし、IELTS のライティングは書き始める前に必ず構成を立てる必要性があるので、後で見直して変更する箇所が多くあること自体が、そもそもの問題かもしれません。ライティングの手書きに慣れてしまえば苦にはならないはず。また、日本ではまだまだ受験できる会場が少ないため、ほとんどの方はペーパーベースで受験ということになります。スピーキングは従来のまま面接形式ですので、初めて受ける方は(コンピューターベースの IELTS を選ぶことが可能な方)コンピューターベースを選択した方がよい、紙に慣れている方はわざわざ変更する必要はないでしょう。
カナダでは、コンピューターベース IELTS は、午前中から始まるテストと午後から始まるテストを選ぶことができます。午後から始まるテストの場合は、スピーキングが午前中になります。
※日本でのコンピューター受験の場合、リスニング➡リーディング➡ライティングの順番で行われます。ペーパーの場合は異なるので
ご注意ください。
まとめ:
大事なことは、コンピューターベースか、紙ベースか、のどちらで受験するのかを決めてから対策を取ることが大事です。紙ベースと決めたら、ライティングの練習はいつも手書きで、リスニング、リーディングなどは紙媒体を使用する等、なるべく受験状況と同じ環境を作るといいでしょう。
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IELTS運営団体と主な試験会場の詳細は当校ブログを参照
Metropolitan Academy of English
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