IELTS リスニング対策 概要と設問別攻略法

IELTS リスニング 概要と問題形式

IELTSのリスニングは全部で4つのセクションから成ります。
アカデミックもジェネラルも共通した内容です。

1セクション当たり10問で合計40問。時間は約30分。記述式のペーパーベースでは、解答を解答用紙に移す時間が10分プラスで与えられます。【コンピューターベースでは、2分しかレビューする時間がありません】

テーマはセクション1が一番易しく、セクション4が一番難しいと言えます。

  • セクション1 日常的な会話形式
  • セクション2 スピーチもしくはプレゼンなどのモノローグ
  • セクション3 教育関係についての対談等の会話形式
  • セクション4 講義などの学問に関するトピックについてのモノローグ
 問題数トピックスピーチ形式
セクション110問日常会話2人の対話
セクション210問ビジネス関連(社会的コンテクスト)演説・モノローグ
セクション310問 教育関連 2人~の対話
セクション410問学問的演説・モノローグ

リスニングのスコア換算

IELTSのリスニングのスコアは40問中の何問正解したかにより算出されます。
下記のスコア換算表を参照して、40問中の正解率によって今のスコアが分かります。
【アカデミック・ジェネラル共通】

IELTS リスニング・バンドスコア換算表

バンドスコア9.08.58.07.57.06.56.05.55.04.54.0
スコア/4039-4037-3835-3632-3430-3126-2923-2518-2216-1713-1510-12

リスニングの問題形式

リスニングの問題形式はおおまかに6種類あります。設問形式をしっかりと把握して質問を読まなくても聞かれていることが分かるようになりましょう。時間のロスを減らすことができます。また先読みテクニックが必要な箇所や穴埋め問題などはスペルミスに気を付けてケアレスミスをなくしましょう。

ここでは、IELTSのリスニング問題形式をひとつひとつ見ていきながら、リスニング力を効果的に上げていく方法をお伝えします。

1. 選択問題 基本的に三択問題が多い
2. 空欄穴埋め問題 選択肢から選ぶ
3. 空欄穴埋め問題・表完成問題 適切な語句を記入
4. マッチング問題 選択肢から選ぶ
5. 質問応答 質問に対しての答えを選択肢から選ぶ
6. マップ問題

IELTS リスニング
セクション
場面問題形式注意点
セクション1 日常会話:電話での問い合わせなどの会話穴埋め問題(適切な語句を入れる)             “Write one word and a number for each answer”と
指示されることが多い文法上、入る語句の品詞が
予測できるスペルミスに気を付ける
          セクション2一人のスピーカーによる日常的なスピーチ:ミュージアムのイベント紹介など選択問題選択問題+マッチング選択問題+地図のマッチング問題 タイトルから話の内容を
推測するガイダンスの時に先読みが必要
セクション3アカデミックな内容の会話:グループ課題について数人で話し合うなど選択問題+マッチング問題選択問題+質問応答 問題文と解答のキーワードを先読みする
セクション4一人のスピーカーによるアカデミックな内容のトピック:生物のレクチャーなど穴埋め問題入る語句の品詞を予測するスペルミスに気を付ける

IELTS リスニングの注意事項:

  • IELTSのリスニングは問題を読むリーディング能力も関わってきます。
    先読みテクニックを使って、実際のリスニングが始まる前に、なるべく多くの情報をあらかじめつかんでおくことが高得点を取るために非常に重要となります。
  • リスニングとはいえ、スペルが問われる問題もあるため、スペルミスには要注意。
  • 複数形か単数形が入るかは(抽象名詞の場合はどちらでもいい場合がありますが)文法的に判断しましょう。
  • ケース・センシティブですので、固有名詞は大文字から書きましょう。
    例)Thursday, John
リスニング対策ポイント:

・IELTS リスニング は聞きながら解答する形式なので、メモを取る必要はない
・ガイダンスが流れている時に問題文と選択肢を先読みする!! ☚これは非常に重要
・問題文のタイトルや先読みから大体の内容を推測する
・ブリティッシュアクセントや表現(”00″を「ダブルオー」と発音するなど)に慣れる
・最後に解答を書き写す時間が10分間あるので、解答は問題用紙に書き込む

IELTS リスニング 問題形式別のコツと対策

1.  IELTS リスニングセクション1ー 空欄穴埋め問題(表完成問題)

セクション1は空欄穴埋め問題です。一番難易度が低いセクションですので、ここで点数を落とさないようにしましょう。
穴埋め問題は必ず前後の単語に注意して大体何が入るか予測しましょう。名詞が圧倒的に入る確率が高くなっています。

☞セクション1
【例題】

IELTS_Test1_01.mp3
MP3 オーディオファイル 2.8 MB

【セクション1の選択問題における対策】

まずは表題をチェックして何についての話題かを把握しましょう。➡ ここでは料理教室について

One word or Numberといわれている場合は一語(例:speices) が入るか、数字+一語(例:11th October)が入ります。

ガイダンスが流れ始めても、気にせず読み続けてください。そして大体何が入るかを予測します。

また、空欄の前後に書かれている単語がそのままリスニングのスクリプトとして読まれることはなく、別の単語や表現に言い換えられているケースがありますので注意。

1:how to (1)_____ and cook with seasonal products                  

表のFocusの欄に書いてあるのでそのクラスが何にフォーカスを当ててるのかに注意して聞きましょう

How to の後ろにきます、つまり動詞が入ります。

ここの場合、設問のand の後ろの文が先に読まれています。そのあとに 「they also show you how to choose them」と言っています。
ですので答えは 「choose 」

2:also offer (2)_____ classes 

表の other information の欄に書いてあります。そして上から箇条書きになっています。「small」という単語が聞こえたら集中して聞きましょう。

W: “Could I get a private lesson there?”
M: “I think so. Let me check. Yes, they do offer those”

と言っていますので、「private」が正解。

3:Clients who return get a  (3)_____ discount

 (2)の問題から続いている事に要注意。(2)を選んだらすぐに読まれますので準備が必要です。

“they offer a discount of 20%.” ですので 20%( 20percent ) が入ります。 “twenty percent” と2語で書かないようにしましょう。

【注意!】
設問が続いている場合はどちらも見逃さないように気を付けましょう。

2.  IELTS リスニングセクション2&3 ー 選択問題

セクション2とセクション3の前半部分は、選択問題が比較的出題されやすい箇所です。三択問題(択一式)もしくは五択問題(複数選択式)に分かれます。
選択問題は必ず問題文及び回答をあらかじめ読んでおく必要があります。
問題文の質問に答えるタイプと、問題文に続く文を選択して文を完成させるタイプの2つの問題形式があります。

☞セクション2
【例題】

IELTSリスニング 1-1.mp3
MP3 オーディオファイル 1.4 MB

ケンブリッジ IELTS 実際の問題例:三択問題

Traffic Changes in Granford

11. Why are changes needed to traffic systems in Granford?

A    The number of traffic accidents has risen.
B    The amount of traffic on the roads has increased.
C    The types of vehicles on the roads have changed. 

12. In a survey, local residents particularly complained about
A    dangerous driving by parents. 
B    pollution from trucks and lorries.
C    inconvenience from parked cars.  

13. According to the speaker, one problem with the new regulations will be
A    raising money to pay for them.
B    finding a way to make people follow them.
C    getting the support of the police.

【セクション2の選択問題における対策】

まずはタイトルをチェックして概要をつかみ、問題文と選択肢のキーワード(違い)を探します。

設問を読む時間は約30秒ほど(問題によっては45秒ほど)ありますが、ほとんどの場合その時間では目を通しきれません。
そのため、前の問題を解き終わったらすぐに、次の問題文と選択肢を読み始めましょう。
ガイダンスが流れ始めても、気にせず読み続けてください。

また、選択肢に書かれている単語がそのままリスニングのスクリプトとして読まれることはなく、別の単語や表現に言い換えられているケースがほとんどなので、設問の内容を確実に捉えていくことが重要になります。

11:問題文のキーワードは “Why are changes” です。
選択肢 A,B,C の違いは、

A. The number of traffic accidents
B. The amount of traffic
C. The types of vehicles 

このようにキーワードを取り出して違いを把握します。
ここでは “increase of heavy traffic” と言い換えられているため、選択肢 Bが正解となります。

12:問題文のキーワードは “local residents complained”

A. Dangerous driving
B. Pollution
C. Inconvenience

ここでは “people are very concerned about lack of visibility of some roads due to the cars parked the side of the roads.” と言っていますので、Cが正解。

他にも、スピーカーは “We’ve expected complaints about the congestion near the school when parents are dropping off their children or picking them up, but this wasn’t top of the list.” と言っています。
続いて、”,nor were noise and fumes from truck and lorries.” とも言っているので、騒音や選択肢B “Pollution” も当てはまりません。
選択肢C “Dangerous driving” はここでは一言も言っていません。

【注意!】
選択肢A, B, C の違いが分からないと、単に聞こえたことを選んでしまう人がいます。
しかし、ほとんどの場合は、リスニングのスプリクト内で、A, B, C のすべてについて述べています。
例えば、上記の問題では、住民が不満に思っている最も適切なものを抜き出す必要があります。
リーディングと同様、IELTSのリスニングでも、選択問題では消去法が役に立ちます。

13:問題文のキーワードは “problem with new regulations”

A. Raising money to pay
B. Way to make people follow
C. Getting police support

ここでは “But, of course, it’s no good  introducing new regulations if we don‘t have a way of making sure that everyone obeys them, and that’s an area we’re still working on xxxx.” と言っているので B が答えです。
“………we are still working with the help of representatives from the police force.” と続いていますが、Cを選ばないようにしましょう。ひっかけ問題です。
このように、IELTSのリスニング問題は、しっかりとリスニングができていないと惑わされるように作られています。

☞セクション3 (1)
IELTS リスニングのセクション3 は、問題文と問題数ともに少し長くなります。
リスニングが始まる前にすべての設問を読み終わるのは難しいと思いますが、3問ほどあらかじめ読んでおくと解答が楽になります。
読み終わっていないところは、前の問題を答えた後すぐに次の問題文を読んでその選択肢をチェックし、遅れをとらないようにします。

【例題】

IELTSリスニング 1-2.mp3
MP3 オーディオファイル 1.2 MB

ケンブリッジ IELTS 実際の問題例:

Planning a presentation on nanotechnology 

21. Russ says that his difficulty in planning the presentation is due to 

A    his lack of knowledge about the topic.
B    his uncertainty about what he should try to achieve. 
C    the short time that he has for preparation.

22. Russ and his tutor agree that his approach in the presentation will be 
A    to concentrate on how nanotechnology is used in one field.
B    to follow the chronological development of nanotechnology. 
C    to show the range of applications of nanotechnology

23. In connection with slides, the tutor advises Russ to
A    talk about things that he can find slides to illustrate. 
B    look for slides to illustrate the points he makes.
C    consider omitting slides altogether.

【セクション3の選択問題における対策】

まず、タイトルからナノテクノロジーのプレゼンテーションであることを把握します。

21:

問題文の主語は重要です。
誰がその事に同意しているのか?誰がそのように思っているのか?によって解答が変わってきます。

この場合は “Russ” がプレゼンの難しさについて述べています。
問題形式は、問題文に続く文を完成させるタイプです。
“due to” がきたら後ろは理由を表します。
時制にも注意してください。

A. lack of knowledge だから難しいのか?
B. His uncertainty だから難しいのか?
C. Short Preparation time だから難しいのか?

ここでは “and I am really struggling. I chose the topic because I didn’t know much about it and wanted to learn more, but now I’ve read so much about it”と言っているので A ではありません。
また、聞かれているのは過去のことではなく、現在です。

続いて “I could talk for much longer than the twenty minutes I’ve been allocated” と言っているので C でもありません。
“Should I assume the other students don’t know much , and give them a kind of general introduction, or should I try and make them share my fascination with a particular aspect?” と tutor に聞いています。
どのようにプレゼンを進めていくかが不確かと言えるので答えは B となります。
ここでも消去法が役に立ちます。

22:

今度は “Russ” と彼の “tutor” が主語ですので、どちらもが同意したことに注意する必要があります。
彼のプレゼンのアプローチがxxxxであると、2人が同意した事を選びます。

A. one filed に concentrate することか
B. 時系列に発展させるか
C. いろんな応用法を提示することか

ここでは “tutor” が A, B, Cすべてのことについてアドバイスしています。
“tutor” が “another way would be to focus on its impact in one particular area, say medicine, or space exploration.” と言い、
“Russ” が “That would make it easier to focus. Perhaps I should do that.”と答えています。
そして “tutor” が “I think that would be good idea. と同意しているので、選択肢 A が2人が同意した内容になります。

【注意!】
選択肢にある単語が聞こえたからといって、すぐに答えようと急がないこと。
きちんと内容を確認して解答する必要があります。

23:

“tutor” が “Russ” に、スライドについてアドバイスしたことが聞かれています。

A. スライドで説明できる事について話すことか?
B. 指摘したいポイントを説明できるスライドを探すことか?
C. スライドをまったく用意しないか?

【注意!】
しっかりと選択肢の違いを把握していないと間違ってしまいます。
ここでは A と B の意味がややこしく、ひっかけ問題となっています。

ここでは、”tutor” が “While it can be good to include slides, you could end up spending too long looking for suitable ones. You might find it better to leave them out. “と言い、”Russ” が “I see” と答えているので C が正解となります。

☞セクション3 (2)
こちらは五択問題で複数選択式(2つ)です。全ての選択肢の事柄について述べていることが多いですが、問題の答えとなるものを2つ選ぶことが求められます。問題文のキーワードに気を付けて意味を把握しましょう。

【例題】

Part 3-1_2.mp3
MP3 オーディオファイル 3.5 MB

ケンブリッジ IELTS 実際の問題例:複数選択式

Questions 21-22

Which TWO benefits of city bike-sharing schemes do the students agree are the most important? 

A        reducing noise pollution
B        reducing traffic congestion
C        improving air quality 
D        encouraging health and fitness
E        making cycling affordable

【セクション3の複数選択問題における対策】

21&22:

まずは問題文の意味をしっかりと把握してキーワードを理解しましょう。ベネフィットを選びますが、2人の学生が同意している事です。1人の学生がベネフィットだと発言していても、相手方が同意していなければ当てはまりません。

A        騒音を減らすこと
B        交通渋滞を減らすこと
C        大気質の改善
D        健康と運動の促進
E        安く自転車を借りれるようにすること

スクリプト:

Amy:I suppose so, but if it means more people in general are cycling rather than driving, then because they are increasing the amount of physical activity they do, it’s good for their health.  

➡運動量を増やして人々の健康にいいとは言っていますが、その後Jakeさんに否定されているので2人が同意したことにはならずDは✖

Jake: OK. But isn’t that of less importance? I mean, doesn’t the impact of reduced emissions on air pollution have a more significant effect on people’s health?

➡大気汚染のダメージを減らすことの方がもっと人々の健康に役立つと言ってて、Amyも”certainly”と同意しているので答えは C

Amy:  Certainly, in some cities bike-sharing has made a big contribution to that. And also helped to cut the number of cars on the road significantly. 

Jake: which is the main point

➡ 車の交通量を劇的に減らすことになったとAmyが発言して、Jakeがそれは重要な点と同意しているので答えは

☞セクション3 (3)
こちらはマッチング問題です。項目に合った内容の選択肢を選びます。まずは選択肢を必ず先読みして違いについて把握しておきましょう。
【例題】

Part 3-1_3.mp3
MP3 オーディオファイル 2.4 MB

Cities

25   Amsterdam 
26   Dublin
27   London   

【セクション3のマッチング問題における対策】

25:

アムステルダムのバイクシェアリングの計画はどうなのかについて当てはまるものを選びます。

スクリプト:

Jake :  I suppose we should start with Amsterdam as this was one of the first cities to have a bike-sharing scheme. 

Amy :  Yes, There was already a strong culture of cycling here. In a way it is strange that there was such a demand for bike-sharing because you would have thought most people would have used their own bikes. 

strange が surpriseに言い換えられていて、バイクシェアリングの需要が高いことを不思議に思っています。なぜなら、自分のバイクを使うことが多いと思われていたからです。そのため、Cの「バイクシェアリングが成功していることに驚いている」を選びます。

26:

ここではダブリンの都市のバイクシェアリングについてですが、どうして成功したのかの理由を2人で言い争っていますね。

スクリプト:

Jake : Dublin is an interesting example of a success story. 

Amy : It must be because the public transport system is quite limited. 

Jake : Not really, there is no underground, but there are trams and a good bus network. I would say price has a lot to do with it. It is one of the cheapest schemes in Europe to join. 

Amy: But, busses are really slow –  anyway, the weather certainly cannot be a factor. 

選択肢で最も適切なものは F の「バイクシェアリングが成功した理由について反対している」

27:

ロンドンではどうでしょうか?

スクリプト:

Jake : London scheme has been quite successful

Amy : Yes, it has been a really good thing for the city. The bikes are popular and the whole system is well maintained but it isn’t expanding quickly enough. 

Jake : Basically, not enough has been spent on increasing the number of cycle lanes. Hopefully, that will change. 

Amy : Yes………………

Gの “They think it has expanded too quickly” はひっかけとなっていますが、isn’t という否定になっていますね。そのため、Dの「彼らはもっと投資が必要だとということに同意している」を選びます。

☞セクション4
セクション4はセクション1と同様、空欄穴埋め問題でone word (一語)を抜き出す形式がほとんどです。セクション1と違うのは、大学の講義もしくは専門的な内容についてのモノローグとなるため、セクション1よりも難易度が高くなります。しかし、実際の解答で問われる用語が難しいわけではありません。その前後が言い換えられていたり、何が入るのか予想しずらいために難しく感じますが、品詞を予想すること、言い換え表現に気付くことが効果的な対策です。
【例題】

11-1 Section 4.mp3
MP3 オーディオファイル 15.5 MB

Write ONE WORD ONLY for each answer 

31:

タイトルから海の生物多様性についてのトピックスだとわかりますね。先読みはここでも非常に重要となります。トピックは項目別に分類されていることがほとんどです。
31の部分はその中でもたくさんの生物が存在するホットスポットについて、「㉛のターゲットを見つけることは重要だ」と訳せます。for の後ろなので名詞が入ると予想できます。

スクリプト:
These are the areas which have the greatest mixture of species, so one example is Madagascar. These hotspots are significant because they allow us to locate key areas for focusing effort at conservation. 

リスニングの中の significant が問題文の中では important に言い換えられています。そして locate はそのまま使用していますが、key areas が targets に言い換えられています。ここではそのため、conservationが入ります。focusing が入ると文章が不完全のままになってしまいます。effort だと意味が通じなくなります。

32:

found that ocean hotspots were not always rich in ㉜ In の後なので名詞が入るかと思われます。alwaysはキーワードです。「いつも~と言うわけではない」つまり、「いつもホットスポットは㉜が豊かなわけではない」

スクリプト:
the main thing he’d expected to find was that they had very high concentrations of food, but to his surprise, that was only true for four of the hotspots. 

問題文では、high concentrations が richに言い換えられています。そしてそれはホットスポットの内の4つにだけ言えることだと言っているのでいつもではないということが分かります。そのため、「food 」が正解です。

33:

ここは theの後ろにあるので名詞が確実に入ります「ホットスポットは㉝で高温です」場所が想像できるかと思います。32のすぐ後ろにありますので、注意力を失わないようにしましょう。

スクリプト:
the water at the surface of the ocean had relatively high temperatures. という所から、水の表面、surface が高温になると言っていますね。答えは「surface」 

34:

sufficient 「充分な」の後ろにくる用語ですのでここも名詞と言えます。「ホットスポットは充分な㉞を持っている」と訳せます。

スクリプト:
because he also found that the water needed to have enough oxygen into it.  

リスニング中の sufficient が問題文では enough に言い換えられていますね。答えは oxygen です。

IELTSリスニングの概要と設問形式別対策

IELTS のリスニングはジェネラルもアカデミックも共通で全40問。
聞きながら答えていく形式で設問形式は全部で6つ。
設問別の注意点をしっかりと把握して、先読みテクニックは欠かさず、
スペルミス、大文字、小文字、単数、複数などのミスはなくしましょう。

IELTS リスニング各セクション対策のまとめ

IELTS リスニングの選択問題は先読みが必須。
言い換え表現に注意して主語と時制を見極める必要もあります。
選択肢すべての内容に言及されている箇所は、消去法が役に立ちます。
穴埋め問題は何が入るかを想像して取り組みましょう。

次のブログ記事では、IELTSリスニングの設問形式別に詳しく解説していきます。

Metropolitan Academy of English

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