IELTS リスニングのコツ 2&3 ~空欄穴埋め問題1と2

IELTS リスニング ~空欄穴埋め問題~

2.  空欄穴埋め問題1(選択肢から選ぶ)

 

IELTS リスニングでは、単語を選択肢から選んで空欄に入れる穴埋め問題があります。あまリ頻繁に出題される形式でありませんが、最近になってよく出題されるようになりました。物事の手順やステージについて問われます。

 

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IELTS リーディング 13 選択問題

 

 

選択肢から選ぶ空欄穴埋め問題 対策法

 

まずは、問題に目を通す約30秒を絶対に無駄にしないこと。問題文の選択肢に目を通して予測を立てることがとても大事です。例えば入る品詞などを予想しましょう。

これはリスニングのどのセクションでも大事なことです。

選択問題は、1問や2問わからなかったとしても、最後に残ったもの("you MAY use any letter more than once" と言われている時は別ですが)の中から、常識的に当てはまりそうなものを選べば正解の確立が高いので、焦らず解いていきましょう。

 

26select seeds of different (               ) and sizes.

 

リスニング部分ー "it must be the same size and how many sorts do we need? About 4 different ones?"

ここでは、"sorts" 「種類」という意味です。それと類義語である、Gの "types" が正解です。

 

!注意!"then", "next step is that", "also", などが使われて次のステップに移ることを意味するヒントがあるので、もし問題に答えられなくても、この用語が来たら次の問題に移るようにしましょう。

 

 

27Measure and record that (              ) and size of each one.

 

リスニング部分ー "Then, for each seed, we need to find out how much it weighs, and also measure its dimension, and we need to keep a careful record of all that." と言っています。

 

ここから、"dimension" は寸法なので "size" に値します。では、もう一つの部分は何でしょうか?

Cの "weight" になります。リスニングでは "weigh" は動詞で使われていますが、ここでの解答は名詞が入るので気を付けてください。

品詞は動詞から名詞に変わっています。

 

28Decide on (               ) to be used.

 

リスニング部分ー "we also need to decide how deep we are going to plant the seeds." ということから、

当てはまるものは の "depths" になりますが、これも品詞が変わって形容詞から名詞になっています。

 

29: Use different (                ) for each seed “

 

リスニング部分ー "So, then we get planting. Do you think we can plant several seeds together in the same plant pot." "No, I think we need a different one for each seed."

ここから言えることは、問題文の "different" がそのまま使われていますが、ここの代名詞 "ONE" は何を指していますか。

代名詞は先に出た名詞を指します。ここでは単数形が入りますので、前の文の単数の名詞が当てはまります。

 

答えは "Plant Pot" だと分かりましたか?

このように代名詞が前の文の何に置き換えられているかを見極めて、それと同義語もしくは類義語を選択肢から探していきます。ここでは "pot"はつまり、"container" のことなので解答はA。

 30After about 3 weeks, record the plant’s (                 ).

 

リスニング部分ー "I reckon that would be about 3 weeks, depending on what the weather is like." と言っているので、問題文の "after about 3 weeks" に値するところ。必然的に次の文が大事になってきます。

Then, we see our plants would come up and write down how tall they have grown.”

と言ってます。 "write down" が "record" に言い換えられています。そして "how tall "「どのくらい高か」を記録するということ。形容詞の "tall" が名詞の "height" 「高さ」になるので解答はEとなります。

 

 

対策のまとめ:

このように2人の話者が順序を追って手順を説明する会話の中では、"then", "next", "also" などに注意し、ステップを把握していくことが重要です。言い換えられている場所を適切に聞き出し、その単語を「文章に当てはまる品詞に言い換えられた選択肢」を探すこと。または、「代名詞が指しているもの」を探す必要があります。

                                
IELTS リスニング パラフレーズ穴埋め

 3.空欄穴埋め問題2(適切な語句を記入)

 

このタイプの空欄穴埋め問題はセクション1とセクション4に出やすい問題です。ほとんどの場合、 “One word  and/or a number “ と書かれていて、「1単語と/または数字」を入れる問題です。数字は一連になっていても構わないですが、ひとつの意味をなしている数字です。

 

例えば、電話番号(6477413776)や部屋番号(404)など。IELTSリス二ングはすべてケース・センシティブなので、固有名詞などは大文字から始めないと正解にはなりません。

 

問題文は必ずと言っていいほど言い換えられているので、その点に十分注意して聞くことが見逃さないコツです。

 

 

例題】

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セクション4は、上記のようにタイトル毎に別れているので、遅れをとった時でも気づきやすいです。

段落のタイトルは必ずチェックしましょう。ほぼ名詞が入ります。

 

31:the ability to recall details, e.g. the time and (                     ) of past events.

 

"Episodic memory" についての講義ですが、"episodic memory" がどういう意味なのかについては知らなくても大丈夫。何かこのような記憶があるのだ、程度に思ってください。"E.g." は「例えば」の略称ですので、同意味の "such as", "for example" などで言い換えられている場合がほとんどです。

 

Listening 部分➾"Episodic memories include various details about these events for example when an event happened and other information such as the location."

 

"When event happened" が 問題文の "e.g. The time of past events" に当たるので、もう一つ "and" でつながっているものは "other information such as the location" となります。一語しか入らないので "information" とする方もいますが、"information" だと意味が広くて "time" もその中に入ってしまいます。"e.g.", "for example", "such as" などの後はもっと特定された情報が入ります。"location" が正解です。

 

32: different to semantic memory - the ability to remember general information about the (                     ) ,

 

32、33は同じ文章の中に解答記入がありますが、2つがリスニング文章内で立て続けに来ることは稀です。たいていは少し間を置いて答えが潜んでいます。

 

Listening 部分➾"Episodic memory is distinct from another type of memory called semantic memory. This is the type of factual memo that we have in common with everyone else - that is our general knowledge of the world."

 

"Episodic memory is distinct from another type of memory called semantic memory."は、 "different to semantic memory" に言い換えられていますね。とすると、次の文から注意を払う必要があります。

"general information about the (                 )." の "general" はそのまま同じ単語を使っています。このように、いくつかの単語はそのまま利用されていることも多々あります。それがキーワードになります。

"knowledge" はつまり、 "information" と言えます。とすると "the" は入れなくてよいので、"world"  が入ります。

 

33: which doesn’t involve recalling (                     ) information.

 

Listening 部分➾"Unlike episodic memory, semantic memo isn't dependent on recalling personal experiences."

 

ここも "recalling" をそのまま使用しています。キーワードを聞き逃さないようにしましょう。

"experiences" が "information" に言い換えられていますが、"information" > "experience" の関係が成り立ちます。

 

これまで注意点として何度か挙げてきた言い換えですが、この言い換えには、

「同等に言い換えられているのか」、「より詳細に言い換えられているのか」、あるいは「大まかに言い換えられているのか」かの3つのケースがあります。

 

   1. 同等に言い換えられている例:

"Remembering where you parked your car is an example of episodic memory,"

= "Remembering where your car has parked is an episodic memory example,"

➾この場合は言葉の順序が換えられています。

 

   2. より詳細に言い換えられている例:  A>B

"It is an inadequate diet." 

 > "It is deficiency in minerals."

➾"inadequate diet" が何であるかを、詳しく言い換えているのが "deficiency in minerals". 

 

           3. 大まかに言い換えられている例:A<B

"The problem has called increasing global participation.

 < "This topic has been growing international importance. 

➾「この問題が更なる国際的関与につながる」を、同じ内容で大まかに言い換えると、「この課題の国際的な重要性がますます上がる」ということ。

 

注意点:

"in other words", "such as", "for example", "to illustrate", "including", "like" などの語句の後ろには、より詳細な情報がきます。

「漏斗(じょうご)」を思い出してください。英語の文は必ず大きいこと(概要)から小さいこと(詳細)へ移っていきます。

上記の言い換えのテクニックを知っておくことは、リスニングに役立つだけでなく、スピーキング、ライティングにも非常に有益です。

 

また、言い換え(書き換え)は単語の順序を変えたり、単語の同義語を利用する単語レベル、文全体の構成を変える文レベルでも行われます。

 

1.単語レベルの言い換えは、

"Many people are unhealthy. "

➾ "Many individuals have poor health." 

2.文レベルの言い換えは、

"Many people are unhealthy because they have lack of exercise." 

➾ "Without enough work-outs, many suffer from health issues." 

 

のようなかたちです。 

 

34:the more (                   ) given to an event, the more successfully it can be encoded. 

 

The more A, the more successfully B です。

The +比較級、the+比較級の構文で「AであればますますBだ」という意味を表します。

 

Listening 部分➾"The degree to which you can successfully encode information depends on the level of attention you give to an event while it's actually happening."

 

呼応する関係にあるこの文、"successfully" はそのまま利用されています。"you can successfully encode information" は「情報をコード化できる」と訳せますね。これは "The more successfully it can be encoded" と同じこと。文レベルで言い換えが行われています。

 

では「何がますますあれば」ですか?

"give to an event" ( =given to an event)、 ここはほぼ同じですね。正解はますます "attention" があればです。

 

35:To remember a (                    ), it is useful to have a strategy for encoding such information. 

 

ここでは "a" が前にあるので、単数名詞だと予測してください。

 

Listening 部分➾"if you were introduced to someone called Charlie, you might make the connection that our uncle has the same name. Future recollection of Charlie's name is much easier if you have a strategy to help you encode it."

 

"useful" > "much easier" になっていますね。とすると "Charlie" が答えだとを思う方もいるかもしれません。"a Charlie" のように固有名詞に "a" が付く場合もありますが(例外で固有名詞から普通名詞への転用)、IELTS のリスニングでは絶対にありません。"Charlie" とは何ですか?そう、"name" のことです。

 

 

まとめ:

言い換え表現を見抜くこと、そのまま使われているキーワードを見逃さないことが穴埋めではとても大事。言い換えレベルを理解することは、これからの IELTS の勉強にとっても訳に立ちます。