IELTS 6.0を目指す!どれくらいのレベル?

海外の大学に入学するために必要なIELTSスコアは、ほとんどの大学が最低6.0以上を条件としています。「IELTS 6.0 – 6.5の壁」と言われるように、多くの方々が目指している点数でもあります。
IELTS 6.0はどれくらいのレベルなのか、バンドスコア 6.0を取得するためのポイントをお話しします。

IELTS 6.0の指標

スコア換算表 

IELTSTOEIC英検TOEFL IBT
8.0990111~120
7.5970~990102~110
7.0870~9701級95~101
6.5820~87079~94
6.0740~820準1級60~78
5.5 600~74046~59 

ざっくりですが、IELTS以外の英語の資格試験と比較してみましょう。
IELTSはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの技能を測定するのに対し、他の試験ではIELTSのようなライティング、スピーキング試験がありません。したがって、一概にスコアが換算できるとは言えませんが目安として比較されるとよいでしょう。

IELTS 6.0に値するTOEIC 740~820のスコアを持っている方は、聞く力と読む力はある程度備わっているものだと認識します。だからと言って、書く力、話す力があるかと言うとライティングとスピーキングは、インプットを必要とするリスニング、リーディングとは異なり、アウトプットを必要とするので全く別のものと捉えた方がよいでしょう。つまり、IELTS試験を実際に受けてみないと一体どれくらいの点数が取れるのかは予想できません。

セクション別対策方法

IELTS 6.0のリスニング対策

IELTSリスニングで6.0のスコアを獲得するには、40問中、23問~25問正解しなければなりません。つまり57%~62%の正答率を必要とします。

リスニングはセクション1~セクション4の大問題で構成されており、セクションが進むに連れて難易度も上がっていきます。セクション1とセクション2は日常会話になりますが、セクション2では地図問題など先読みが必要になる問題もしばしば出題されます。
この地図問題が苦手な方にとっては、セクション2が難しいと感じられるかもしれません。

一方で、セクション3とセクション4では学問的な内容になりアカデミックな単語が増えます。しかし、セクション4では穴埋め問題の質問形式になるため、得意とされる方も多くいらっしゃいます。
したがって、どのセクションで点数が取りやすいかは個人によるでしょう。

IELTS 6.0の正答率は半数以上です。自分が得意とするセクションを把握しどのセクションで点数が稼ぎやすいか予め知っておくとよいでしょう。だからといって、後々慌てないためにも比較的易しいと言われるセクション1とセクション2で全問正解を目指しましょう。

IELTSリスニングの勉強方法やコツを知りたい方はこちらを参照ください。

IELTS 6.0のリーディング対策

IELTSアカデミックのリーディングで6.0を獲得するには、40問中、23問~26問正解しなければなりません。こちらも57%~65%の正答率を必要とします。

各パッセージ12問~13問の、3つの長文パッセージが出題されます。
パッセージ1が一番難易度が低いと言われているのでここで確実に点数が取れるようにしましょう。パッセージ1が全問正解であれば、目標とする正答率の半分を満たすため、残りのパッセージが難しくてもIELTS 6.0が取れる可能性は上がります。

IELTSリーディングの勉強方法やコツを詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

IELTS 6.0のライティング対策

IELTSのライティングは、下記4つの項目を基準とし採点されます。

・完成度
・首尾一貫性
・単語
・文法

IELTSライティング 6.0では設問に対して一貫性のある内容が求められている事、そしてエッセイを書く上で文章構成がしっかりできているかがしっかり見られますので、ここが5.0と6.0の分岐点となります。自分の意見をバックアップしつつ、矛盾がなく話を展開させるのは思ったよりも難しいものです。

英語云々の話ではなく、物事に対する考え方や論理的思考も合わせて求められますので、独学が厳しいようであれば添削サービスを使いプロの講師に見てもらうのが一番効率がいいです。

IELTS ライティングの勉強法を詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

IELTS ライティング 6.0の採点基準

IELTS 6.0のスピーキング対策

IELTSのスピーキングでは、下記4つの項目が採点基準となります。

・流暢さと一貫性
・語彙力
・文法
・発音

IELTSスピーキング 6.0を取るのに最も効果的なのは、止まることなく話し続ける事です。
語彙力と文法能力を強化することで、話を展開させることができれば時間ギリギリまである程度話せるようになるでしょう。そして、ボイスレコーダーを使って、自分の声を練習するなどしスピーキング力を上げていきましょう。
ライティングと一緒でスピーキングはアウトプットを必要とするので、独学が難しい場合は経験豊富な講師から学ぶのも一つの対策と言えます。

IELTS スピーキングの勉強法を詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

IELTS スピーキング 6.0の採点基準

まとめ

IELTSバンドスコア 6.0を獲得するには語彙力と文法能力はもちろん、各セクションの配点基準を把握して対策に取り組むとよいでしょう。特にライティングとスピーキングで伸び悩む生徒様は少なくありません。
独学で学ぶのが厳しい場合は、経験豊富な講師から学ぶのも一つの対策です。

IELTS 6.0に向けてしっかり指導致します!

Metropolitan Academy of English

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