IELTS ライティング 6.5の壁から抜け出す方法 採点基準と高得点の解答例

IELTS ライティング 対策と勉強法 1

IELTS ライティングの概要

まずはじめに...

 

IELTSのライティングはタスク1とタスク2に分かれており、合計60分内に2つのタスクを完成させる必要があります。

 

■タスク1 (アカデミック)

 

図表の内容を説明します。タスク1は大きく分けて3つのタイプに分かれます。

①図表の解析

②プロセスマップ

②都市等の移り変わり

文字数は150文字以上の時間制限は約20分です。


■タスク2

 

基本的な問題の形としては、「あるトピックについて議論」するように言われます。トピックスは最近の社会問題についての設問が多く、そしてそれについて賛成なのか反対なのか自分の主張を明確にして、どうして自分の主張が正しいのかを議論していきます。

IELTSエッセイは、大学やカレッジで出されるエッセイとは違い、250文字と短く、セミアカデミックと言われています。

時間制限は約40分です。



IELTSライティングの採点基準は以下の4つ (IELTS の公式 band descriptors をご参照ください) 

 

①質問にきちんと答えているか

②論理的であるか

③語彙

④文法

 

 

このうち、わかりやすい③と④を気にする方が多いですが、実は①と②が非常に重要です。Task 1では具体的に言うと、与えられた情報をまんべんなくカバーし、うまくまとめる、ということがこの①と②にあたります。



IELTSライティング対策

 IELTS ライティング 6.0から抜け出して6.5~7以上を目指す!

 

スコア 6.0 から 6.5 が取れる人は大抵、4つのライティングの判定基準をある程度クリアしている人です。しかし、「これ以上何をしていいのか」と頭を抱えている人も多いのではないかと思います。まずは、7.0の評価基準をしっかりと頭に入れて対策を取りましょう。

 

 

 IELTS ライティング7.0の評価基準

IELTS ライティング 7.0


バンドスコア 7 を取るには、以下の4つの項目を達成している必要があることがわかります。

 

1. タスク達成度合いで、説明不足の感があったとしても不適切なポイントがあってはならない 

2. リンキングワードや接続詞を適切に使えること、論理的な文になっていること、少々の間違いがあるにせよアカデミックな語彙を十分に取り入れていること(口語表現が使われていない)

3. たくさんの複合文(when/if/although/whileなどの従属節を伴う)、重複文(複合文がand やbutなどでつながっている)を使用しており、単文があまりない。

4. Topic-specific words(トピック別用語)を使用しており、曖昧な表現(things, matters, good, stuff)が少ない。

 

つまり、文法の間違いを減らしていき、論理的に話を展開して、長い文章をつくるように努力すれば7が取れるということになります。

トピック別用語を覚える事も必要です。このレベルの人は、ネイティブ、もしくはバイリンガル講師からライティングの添削をしてもらうのが一番効果的です。書くことを習慣づけて、上記の点に注意を払えば7以上がとれるようになります。また、ライティングを習慣づける事で書くことにさほど時間がかからなくもなります。

 

ライティングでよくあるミスについては、こちらのブログでまとめておりますので、ご参照下さい。いくつかの問題点が弱点になっている可能性があります。 



IELTS ライティング タスク1・タスク2の構成

ストラクチャーとは

 

ライティングで採点基準のポイントをおさえられるようにするには、きちんとしたストラクチャー(構造)が重要です。本文を家だとすると、ストラクチャーはその骨組み(柱、壁など)です。

 

Task 1 の構成(アカデミック)

  1. イントロ(問題文の書き換え)
  2. 概要(目立つ特徴を述べる)
  3. 詳細1(数字を必ず入れる)
  4. 詳細2(比較級を使う)

Task 1 の構成(ジェネラル) 

  1. イントロ(手紙の主旨-何のために手紙を書いているのか)
  2. ガイドラインの1について
  3. ガイドラインの2について
  4. ガイドラインの3について
  5. 結びのあいさつ

Task 2 の構成(アカデミックもジェネラルもessay)

  1. イントロ(問題文の言いかえ)
  2. 段落1(トピックに対する答え1)
  3. 段落2(トピックに対する答え2)
  4. 結論

第1パラグラフ:イントロ

←定型文をできる限り使用し、時間と労力をかけない

第2パラグラフ:ボディー1

←時間と労力を使い、試験官にアピール

第3パラグラフ:ボディー2

←時間と労力を使い、試験官にアピール

第4パラグラフ:結論

←定型文をできる限り使用し、時間と労力をかけない

 

構成さえしっかりとしていればある程度のスコアが取れますが、高得点を目指す場合は、論理的な文章が論理的に発展されているかが鍵となります。内容はなんでもいい!ということは絶対にありません。当校では高得点を目指す方には内容重視で添削を進めていきます。



IELTS ライティングのルール


IELTSライティングは「セミアカデミック ライティング」と言われていますが、一般的なアカデミックライティングのルールが適用されています。今一度、Academic writing rulesを確認しましょう。 


アカデミックライティングのルール

➢   短縮形は避ける ➡ don’t, can’t

 

➢ 省略形は避ける ➡ 公式で認められている呼び名や名称以外は省略形は使わないようにします。

       例)A.S.A.P. – "As soon as possible," 

              B.Y.O.B. – "Bring your own bottle" 

              D.I.Y. – This acronym stands for "do it yourself," 

 

➢   受動態を活用する (ただし、使いすぎには注意!)

 

➢   personal な例は避ける ➡ 客観性を示すためには、個人的な内容をいかに一般化して表現するかが重要です。

例えば、自身の友人の例を挙げたり、自分の経験したことや身の回りの出来事を直接書くと、その人個人にしか当てはまらないことになり、主観性が強くなりすぎてしまいます。

視野を広げて客観的にものごとを捉え、主語には "many people", "many children", "many countries", などを使うように心がけます。

 

➢   断定表現を避ける ➡ 以下の表現を活用しましょう。

Modal verbs「助動詞」: can, may, could, might 

Frequency language「程度を表す語句」:often, tend to, occasionally

Non-specific quantifier「不特定多数を示す語句」: many, some, a number of

 

➢   "etc.", "and so on" は避ける ➡  締まりがない印象の文になります。

 

➢   数字が12以下の場合はアルファベットで書くのが基本 ➡ 13以上の場合はアラビア数字で書いてもOK

      例)I have three daughters and four sons.



IELTS ライティング 高得点の解答例


ここでは、IELTSライティング・タスク2の高得点のサンプル例 (band 9)を挙げます。
アカデミックワードの使い方、論理的な構成、話の展開、効果的な接続詞の使い方を参照してください。

 

【例題】

Some people believe that there should be fixed punishments for each crime. Others, however, argue that the circumstances of an individual crime, and the motivation for committing it, should always be taken into account when deciding on the punishment.

Discuss both these views and give your own opinion.

 

 

【回答例】

Although there is no doubt that crime must be punished, it is important to consider which type of penal system is most appropriate. While some believe that a system of fixed sentences would be adopted, I support the view that punishments should be based on motives and circumstances.

 

Those who advocate implementing a judicial process of set punishments may argue that this would make criminal trials more efficient, for example, once a jury has decided a particular defendant is guilty of murder, the judge need only refer to the ‘punishment for murder’ to sentence that person to life imprisonment. The benefit of this is that a huge amount of time would be saved in court, thus leading to significant financial savings. As a result, more money could be spent on healthcare, education and welfare.

 

However, I would argue that the above system is too rigid, and a process of ‘flexible’ punishments is much fairer. The latter punishment system, which many countries use, leaves more room for compassion toward offenders who have been blackmailed or manipulated. For instance, under this system, if a thief is able to prove that he had been bullied into committing his crime, he should be sentenced to less prison time than a thief who had been motivated by greed. If, instead, fixed punishments were implemented, this sense of fairness and morality would be lost.

 

In conclusion, while a legal system of fixed punishments might be more cost-effective and efficient, a procedure of assessing crimes based on circumstances and motives is more just, and justice, in my view, is paramount.

 

(264 words)

 

!重要!
必ずしも長い文章が高いスコアにつながるわけではありません。

ライティングで高得点を狙うには、良い文章に触れて、使われている表現や用語を自分のものにしていくことが大切です。リーディングとライティングは切っても切れない関係。リーディングを深めることで、ライティングに必要な引き出しを増やしていきましょう。


まとめ
IELTSライティングでは、まず採点基準で何が求められているのかを把握しましょう。そしてしっかりとした段落構成をたて、アカデミックルールを守って書くことが大切です。

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