ディスコースマーカー【Discourse Marker】の重要性

ディスコースマーカーとは前置詞句、副詞句、接続詞も含みます

 

 

ディスコースマーカーとは「つなぎ言葉」とも言われて、日本語では「さらに」、「一方で」、「すなわち」などの用語を表します。IELTSのスピーキング、ライティング、リーディング、リーディングどのセクションにおいてとても重要です。

 

特にリーディングでは、長文読解力を高めるために効果的です。ディスコースマーカーの役割を知っていれば、文章の前後関係性が分かり、論理的に展開を読み取ることができます。また筆者の主張がどこに述べられているかも分かり、英文を理解することが容易になります。

 

ライティングでは今後の話の展開、つまり後に続く文章の方向性を示すために効果的に使用することが求められます。
文の展開を論理的に順序づけ、高得点を取るには必ず押さえておきたいところです。

 

スピーキングでは、ディスコースマーカーを使用することで流暢さを高めることができるようになります。

 

リスニングでは、話の展開を予測することができるため、ひっかけ問題にまどわされることなく正解に導くことができるようになります。

IELTSのどのセクションでも活躍する各ディスコースマーカーの役割をしっかりと理解し、覚え、そして自分で使いこなせるようにしましょう。

 

 

ディスコースマーカーの種類

 

ディスコースマーカーには役割により分別することができ、役割が重複する場合もあります。結果、結論、追加などを表すものが代表的なものとして挙げられます。

「接続詞や接続副詞とどう違うの?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、ディスコースマーカーは接続詞、前置詞句、副詞句なども含まれます。

 

 ディスコースマーカーの一部を紹介します。これを機会に覚えてしまいましょう。

 

【ディスコースマーカーの例】

             

時・順番を表す

結論

追加

対比

逆接

言い換え

類似(並列)

例示

協調

主張

譲歩

まとめ

ディスコースマーカーとは前置詞句、副詞句、接続詞等を含んだ、談話標識と言われます。IELTSのライティング、スピーキング、リスニング、リーディングどれをとってもとても重要な役割を果たします。ライティングとスピーキングでは効果的に使用して高得点を狙いましょう。リスニングとリーディングでは内容の理解を高めることができます。

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