IELTSリーディング対策と戦略

IELTS リーディングの対策

IELTSリーディングのストラテジー

IELTSのリーディングは「読書」ではなく「情報を探す」こと。

 

IELTSリーディングの大前提は、必ず最初に本文をざっと読むことが大事です。
どこに何が書いてあるのかを把握しながらパッセージの発展を把握しなければ、問題文を読んでからその内容を探しに本文に戻っても、どこに答えがあるか探すのに時間がかかりすぎてしまうからです。
この「ざっと読み」をスキミング、スキャニングとも言いますが、まさにIELTSのリーディングにおいて身につけたいテクニックのうちのひとつです。

「英文をいかに早く読むか?」 ➡ 「スキミングでいかに段落の内容を的確に把握するか」

という発想に切り替えましょう。

IELTSのリーディング問題では「リーディング」と考えるのではなく「メインは情報を取る」と考えなければなりません。

一言一句読むのではなく、情報を探さなければならないのです。

例えば、Wikipediaで何かを調べるとき、ずらーっとある情報の中から自分が求めている情報だけ読むはずです。
そして、目当ての情報が書いてある部分でも、一言一句きっちり読まずに、飛ばし読みをするでしょう。

Wikipediaで調べることを、「読書」と思う人はいないでしょう。
同じように、IELTSのリーディングでは、飛ばし読みをして大体の段落の内容をつかむことが大切です。
ですから、段落の一番最初の文章(トピックセンテンス)から段落が何についての話の展開となるかを想像して、段落の中をさっと読み、段落の最後の文(コンクリューディングセンテンス) で、その段落が何を一番言いたいのか、もしくは段落の発展を把握することがとても重要です。

 

1. IELTS リーディングにおける目標解答時間

 40 問を設問数を60 分で解かなければいけない、ということを考えると、解答にかけられる時間は1 問につき1 分30 秒、ということになります。
さらに、各パッセージごとにスキャニングを行なっていると、7 分を使用することになるため、1 問にかけられる時間は約1 分になる。

しかし、問題によっては1 分未満で解けるものもあれば、それ以上かかってしまうものもある。
あまり考えずに時間をかかるだけかけていると、まったく時間が足りなくなってしまう。

そこでタイムマネジメント」=時間をかける問題にはかけ、時間をかけない問題にはかけない、が重要になります。

 

時間をかける問題

  • 確実に解けるもの(時間をかければ確実に正解できるもの)
  • 段落のどこかに書いてあったと思い出せるもの

時間をかけない問題

  • 簡単に解けるもの
  • 時間がかかりすぎる(2分以上)ため、捨てる必要があるもの

2. IELTSの言い換えのパターンを見抜く

IELTSリーディングには、問題文と本文の間で無数の言い換え表現があります。

 

① 単語レベルの言い換え(同義語)

 

A. 一般的に同義語として認識されているもの(類語辞典を引くと出てくるもの)

例)increase→rise, raise, enhance, improveなど

 

B. 特定のシチュエーションだけで同義語と言えるもの(類語辞典には出てこない)

例)take part in a test → complete a test

 

どちらもここでは試験を受ける、という意味ですが、一般的にはtake part in = 参加する、complete=何かを終わらせる、という意味なので、同義語とは認識されていません。

 

② 単語→熟語の言い換え

例)dispose→put into waste bins など

 

③ 文章レベルの言い換え

例)He increased confidence →He had more confidence など

 

④ 主語が違う

例)He increased confidence →This project helped him increase confidence など

 

⑤ 受動態→能動態の言い換え

例)He increased confidence →Confidence was increased by him など

 

⑥ 助動詞→副詞や他の表現での言い換え

例)He might have increased confidence →He probably increased confidence 

例)you should have breaks→ make sure you have breaks など

 

⑦ 主語と目的語が入れ替わる

cause⇔result from give⇔receive といった、対になる言葉を使用して言い換えられる場合があります。

たとえば、The accident resulted from careless driving.(その事故は不注意な運転により起こった)という文章は、

「Careless driving caused the accident.」(不注意な運転がその事故を引き起こした)と言い換えられます。

 

⑧ 関係代名詞や分詞+名詞→所有格代名詞

例)qualifications that you have→your qualifications

 

①〜⑧が単独で使われるだけではなく、組み合わせで使われることもあります。

特に「問題文に書いてある単語をそのまま期待して本文を探してしまった」という場合は注意。
問題を解いたら、特に間違えた問題を中心に、言い換え表現をリストアップしていくのも非常に効果的な復習法のひとつです。

 

3. わからない単語に惑わされない

①問題文にある分からない単語の対処法
リーディングの問題文(設問や選択肢)に分からない単語があった場合は、前後から推測する、もしくは無視して、わかる部分だけつなぎあわせて文章の意味を推測することが必要です。
分からなかった単語は、復習の際に、必ず辞書で調べて単語ノートに書き記しておき、暗記するようにします。

IELTSの場合、問題文に出てくる単語は知っているという前提で作られていることが多いので必ず覚えることが大事です。

 

②本文にある分からない単語の対処法
リーディングの本文に分からない単語がある場合も、前後から推測する、もしくは無視して、わかる部分だけつなぎあわせて文章の意味を推測する必要があります。
本文の全体像を見失わないことが重要です。
タイトルやサブタイトル、トピックセンテンスから得た情報を最大限に活用しましょう。
復習の際は、その単語が問題を解く際のカギになっている!分からないと絶対に問題が解けない!という場合のみ単語ノートに書き記して暗記するようにして、語彙力の強化に役立てましょう。

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