IELTS ジェネラル リーディングの概要と対策

IELTS ジェネラルとアカデミック

IELTSの試験は、その目的と難易度によってジェネラル・モジュールとアカデミック・モジュールの2つに分かれます。

ジェネラルモジュールのスコアは、主に移民申請の際の英語力判断のために使用され、アカデミックモジュールのスコアは、その名の通り大学・大学院進学やカレッジ進学の判断基準として使用されます。

日本では英語力の判断基準としてTOEICのスコアが使用されることが多くありますが、近年では会社の海外赴任などの要件にIELTSを用いることが増えてきました。

また、進学においてもTOEFLだけでなく、IELTSの需用が年々増加しています。

 


参考:

IELTS に関して(リンク先ページ下部参照)

IELTS / TOEFLの違い

 

こちらのブログでは、主にIELTS ジェネラルのリーディングの概要と対策についてご説明します。

(アカデミックとジェネラルでは、リーディングとライティングの問題が異なります。)

 

 

IELTS ジェネラル リーディングの構成


IELTS ジェネラルのリーディングテストは制限時間60分で合計40問から成り、3つのセクションで構成されます。

 

セクション1は、旅行のアクティビティの紹介や、商品の紹介、求人広告といった広告関連の短文が2つ

セクション2は、イギリスの交通機関の説明や、カナダのビザ申請システム、職場のルールといった仕事関連の短文が2つ出題され、どちらも1ページ程度の文章です。

ジェネラルのスコアが移民目的で使用されることもあり、セクション1・2については生活に関連したトピックが多くなります。

セクション3は、様々なトピックの長文が1つ出題されます。

アカデミックの問題ほど難解な語彙は少ないとはいえ、2ページに渡る文章の長さや、1つの文章に対する設問量はアカデミックと同等となります。

そのため、IELTS ジェネラルのリーディング問題を解くにあたっては、セクション1・2をいかに素早く解き、セクション3にどれだけ時間を割けるかといった、速読力と精読力の両方が必要となります。

設問の配分は、セクション1で13問(1つの文章あたり6-7問)、セクション2で13問(1つの文章あたり6-7問)、セクション3で14問(長文1問)となります。

時間配分は、セクション1に15分、セクション2に15分、セクション3に30分を目安に取り組みましょう。


IELTS リーディングスコア換算表 ※ジェネラルのみ

スコア 9 8.5 8 7.5 7 6.5 6 5.5 5 4.5 4 3.5 3 2.5
正解数  40 39 37-38 36 34-35 32-33 30-31 27-29 23-26 19-22 15-18 12-14 9-11 6-8

  

IELTSは英語力をバンドスコアという指標で表し、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの総合スコアをoverallで表します。

カナダでの移民目的ですと、6.0が移民申請に必要な最低ラインの英語力だと言われていますが、目標スコアはそれぞれの職業や経歴、状況によって異なります。

 

 

IELTS ジェネラル リーディング 目標スコアが5.5の場合


リーディングでの目標スコアが 5.5 の方は、比較的易しいセクション1と2のみを完璧に解答できるようにしておくという戦略をとることも可能です。

セクション1と2の合計で25-26問を正解することができれば、仮に難解なセクション3を自力で全く解けなかったとしても、スコア 5.5 を取れるという計算になるからです。(セクション3を勘で解き、2,3問正解するという予測を含みます)

この戦略を取る方は、セクション1・2に十分に時間をとって確実に解いていく方法をおすすめします。

時間をかけても正答率が低い問題を解くよりは、なんとか理解できる問題に時間を掛ける方が得点につながります。

 

このように、自身のレベルや目標スコアによって、リーディングの問題に対する戦略が異なります。

 

自分の読解力や語彙のレベルと、要件を事前に確認しておくようにしましょう。


IELTS ジェネラル リーディング 対策と勉強法


当ブログでは、引き続きジェネラルのリーディングテストについての対策と勉強法をご紹介します。
クリックすると、リンクに飛べるので、ぜひご活用下さい。

*1・・・スキミングとは、文章に素早く目を通し(飛ばし読みを行い)内容の概略をつかむ読み方を指します。
*2・・・ IELTSには書き換えが多様されており、問題文と設問では異なる表現が用いられていることがほとんどです。

 

 

まとめ ~IELTS ジェネラル リーディングの問題構成~

  トピック 大問数 問題文の量 設問数 時間配分(目安)
セクション1 広告関連 2 1ページ / 大問1題 13 15分
セクション2 仕事関連 2 1ページ / 大問1題 13 15分
セクション3 様々なトピック(学術的な内容もある) 1 2ページ / 大問1題 14 30分

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