謎の英文法1

 

前置詞から始まる文を見かけたことがありますか。

特に "among" から始まっている文を見かけたことがあるかと思います。

 

"among" は確かに前置詞ですので、文頭で使われるとおかしいのですが、

"among" が文頭に置かれることで、"one of", "some of" と同様の意味となることができます。

 

例えば "Among the first to arrive was the ambassador."とは、"One of the first to arrive was the ambassador." と解釈すれば意味がとれます。"Some of" の意味である場合は動詞が複数形になりますので、気を付けてください。

 

また、"amongst" は "among" の文語的な表現として覚えている人もいるかと思います。"amongst" は「真っ只中に」というニュアンスが強いですが、意味としては "among" とほぼ一緒です。しかし "among" を "amongst" に変えるだけで、文語的な表現になり、文章の印象がガラッとかわります。

 

また、その他の前置詞が文頭に来ている文では、倒置が起こっていると解釈できます。

IELTSのリーディングで使用されていることがあります。

 

例えば "Behind me lies a dog."

これは、 "A dog lies behind me." と同じ意味で訳せます。subject-dependent inversion と呼ばれるもので、このケースでは、特に位置を表す副詞や副詞句が文頭にきます。"Here comes the bus." → "The bus comes here."

 

"of" から始まる文はどうでしょうか。

“Of interest are the boys I met the other day.” のような文章をどう訳しますか?

 

まず、of + 抽象名詞(数えられない抽象概念を表す名詞)は形容詞の役割を果たすというルールを覚えておきましょう。

 

このケースに当てはめると

"Interesting are the boys I met the other day" → 倒置を戻して、"The boys I met the other day are interesting." と解釈することができます。